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はじめに

誰かの役に立つかもしれないので、自分の大学院入試についてまとめてみようと思う。
出願した大学は、京都大学(第一志望:素粒子論, 第二志望:原子核理論)、東京大学(第一志望:上田研, 第二志望:素粒子論)の二つで、どちらとも第一志望に受かりました。最終的に京都大学に進学しました。

どんな勉強をしたか

3月の中旬か4月の上旬のどこかから、京大志望の有志で院試ゼミを始めた。最新の過去問は院試直前に解く予定だったので、それを除いて、新しい方から古い方へ問題を解いていった。だいたい20年分くらいは解いたと思う。京大の物理の問題は3問、3時間セット×3なので、最初の数か月は1週間で3問だけ解いて、順に発表するという形式だった(はず。もう少し問題数多かったかも)。その後、徐々に問題数を増やしていき、最終的に1週間で1年分解いて、答え合わせをしていた。英語に関しては、特に対策していませんでした。
他にもJacksonの電磁気学の本の途中までと長岡統計の最後までをゼミ形式で読んだ気がします。

6月くらいまで勉強

6月くらいまでは、時間は気にせずに問題を解いていました。分からなかった場合は教科書を見て解いていました。
院試の問題とは別に教科書をもう一度読み直してました。

などを読んでいました。今読むなら、畑さんの解析力学、田崎さんの熱力学統計力学 I統計力学 IIの方がよいと思います。

 

東大受けよう

最初は京大だけしか受けるつもりなかったが、上田研のホームページを見てると面白くて、突如受けようと思った。が、締め切り直前だったので、普通に取り寄せても間に合わない状況だったので、ゼミメンにお願いして取り寄せてもらった。第一志望は上田研にし、第二志望は素粒子論のサブグループを選んだ。素粒子論にはいっぱい人がいたので、googleで名前検索をし、顔を見て、志望順をなんとなく選んだ。どう選んだかほとんど忘れたが、素粒子のサブグループで第一志望に選んだのは諸井さんだった。そう諸井さん。

7月以降

京大の入試問題は教科書を見なくても、時間内に解けるようになってきた。
東大も受けることにしたので、東大の問題も解いていた。実験問題を必ず1題解かないといけないため、少し京大より難しく感じたが、特に対策が必要ということはなかった。英語の試験はTOEFLだったので、図書館で本を借りて勉強してみた。
(全然関係ないけど、301に置いてた綿棒俺の私物だから高エネルギーの人勝手に使わないでくれる?しかも使った後蓋閉めてないし舐めてんの?って思ってました。)

救急車

ちょうどテストの期間に入ったが卒業単位は揃っていたので、 大学でぶらぶらしていた。菅沼さんに会って、物理数学のテストの問題を貰った後、お腹が痛くなってきて、耐え切れなくなって、家に帰った。家に帰った途端、熱中症っぽい症状が出たので、やばいと感じ救急車を呼んで、京大病院に緊急搬送された。ええ、尿管結石でした。(医者の若手と思われる人に何度も注射を刺され「こっちは病人だぞ、一発で決めろ!」って心の中で叫んでた。)
とりあえず、痛み止めの薬を貰い、そのまま家に帰されました。

東大入試

入試の順番は、東大筆記 → 京大筆記 → 京大面接 →東大面接という流れだった。

東大に行くのは初めてだったので、前日に本郷三丁目まで行き、そのまま会場の1号館を目指して歩いて行った。思ったより遠くにあったせいで、小道から構内に入ってしまい、構内で迷子になってしまった。

入試の前日にクーラーをかけながら寝て、お腹を壊してしまった。大学までの道のりにあるコンビニ全部を見て回ったが、薬は売ってなかった。そしてそのまま本番へ。。。
東大の試験は、厳しくなぜか試験開始の30分前に着席となっていた(もう少し短いかもしれないけど、限界までトイレに居たかった自分としては悠久の時だった)。5分前に着席でもいいじゃないか。
覚えている試験問題は、素粒子実験の問題が思ったより難しくて、プランク定数測る問題に切り替えたら、なぜか実験値と10倍ずれたってことくらい。
2日目は数学の問題解くためだけに、朝早く起きた。

京大院試

東大の筆記と京大の筆記には数日の空きがあった。京大院試の数日前から尿管結石の症状が出て、つらい状況だった。集中してなにかできる状況ではなかったので、とりあえず、ボーっとしてた。試験当日には、症状は治まり、東大のように腹痛もなかったので万全の状態で挑めた。
英語の試験で、graduate studentになってやりたいことは何か?という問題があり、graduateを学部生と盛大に勘違いしたせいで、量子力学勉強したっていうこと書いた。時間足りなかったのもあって、どうしようもなかった。

面接

京大と東大の筆記に合格したので、どちらとも面接があった。
京大の方は、学部で勉強したことで面白いと思ったことを発表しろというもので、SSBの話をして、辛い思いをしましたねぇ。ええ。
東大の面接内容を言ってはいけない(らしいけど、もう時効な気がするが、諸井さんには笑顔であってほしい)ので、詳細は書かないです。第二志望の素粒子を朝一に設定され、すぐに終了し、だいぶ時間が開いて、第一志望の面接でした。夜行バス+青春18切符というコンボを決めたのでつらかったです。
で、最初に戻るわけです。

最後に

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