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読んでいる本と読み終わった本の両方をまとめていきます!小説などはネタバレを含まないように感想書きます。

読んでいる本


斎藤、『ゼロから作るDeep Learning ❹ ―強化学習編』、オライリージャパン

2/7読み始め。ゼロから作るDeep Learning ❸ ―フレームワーク編は、Pytorchのようなフレームワークを作ろうということなので、一旦飛ばして、先に強化学習をやることにした。

Slatkin、『Effective Python 第2版 Pythonプログラムを改良する90項目』、オライリージャパン

3/24読み始め。

シーゲル、『株式投資 第4版』、日経BP

3/25読み始め。

吉川、『データ駆動型ファイナンス 基礎理論からPython機械学習による応用』、共立出版

3/28読み始め。

読んだ本


ペイジ、『分散投資を超えて ―アセットアロケーションの実践』、きんざい

2022/12/24読み始め、1/5読了。連休中に読み終わろうと思ってたけど、だらだらしすぎたせいで時間かかってしまった。
全然数式出てこず、ただただ説明って感じだけど、この本を理解できるのは運用に携わるレベルの人だけという難易度。もう少し数式とか使って分かりやすく書いて欲しかった。この本で学んだことをまとめておくと、
  • リターンよりボラティリティの方が持続性がある。
  • 短期・中期・長期関係なく、使用するバックテストデータは日次がいい。
  • ETFが流行ると、その暴落によって、ファンダメンタル関係なくETFに含まれる銘柄も暴落してしまう。それにより、パッシブ運用よりアクティブ運用にいい投資の機会が生まれてしまう。


ロスリング・ロスリング・ロンランド、『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』、日経BP

2022/12/30読み始め、1/8読了。雑誌か何かでおススメされてたので、いつか読もうと思っていた本。
データに基づく素晴らしい教養本。ランダムに選ぶチンパンジーより正解率が低いクイズが最初に出題されるところから始まって、どうしてそのような偏った見方をしてしまっているのかを、人間の特性と著者自身の経験とデータに基づいて説明し、どうすれば事実に基づいて物事を判断できるようになるかを解説している。大学生におすすめする本100選に入るはず。

高木、『通貨の日本史 無文銀銭、富本銭から電子マネーまで』、中央公論新社

1/8読み始め、1/14読了。
和同開珎のさらに前に流通していた無文銀銭から現代までの通貨について著者の研究をまとめた本。タイトルに電子マネーとあったけど、最後の数ページに登場するだけだった。どういう通貨があったか、どういう風に使われていたか、何を目的に発行されたか、ということが詳しく書かれていて、現代の感覚からすると意外なことが多かった。例えば、幕府などが通貨を発行するのは発行利益を得るためだったりとか、使用される通貨が選り好みされるせいで、額面は同じでも取引レートは異なるとか。あと銀座の地名の由来とかのうんちくも増えて面白く読めた。

東野、『怪しい人びと』、光文社

1/9読み始め、1/17読了。あまり好みの作品ではなかったみたい。

岩永・石原・西村・田中、『Pythonではじめる数理最適化 ケーススタディでモデリングのスキルを身につけよう』、オーム社

2022/12/27読み始め、1/22読了。コードを写経しながら読んでいたので割と時間かかってしまった。
Pythonパッケージのpulpを利用して、実装しながら学ぶ数理最適化の本。第I部で数理最適化の概要とpulpを使ったコードの書き方のまとめがあり、第II部で個別の問題を通して、数理最適化を学ぶという構成になっている。個別の問題として、(3章)学校のクラス編成・(4章)割引クーポンキャンペーンの効果最大化・(5章)輸送車両の配送計画・(6章)数理最適化APIとWebアプリケーションの開発・(7章)商品推薦のための興味スコアリング、5つを取り扱っている。3章と4章は、問題を一つ一つコードにしながら解説が入る感じだったので、理解しやすかった。5章は、問題設定と解決方策を最初に述べて、あとでまとめてコードを書くというスタイルだったので、どういう目的でこのように実装しているのかが判断しにくくて読みにくかった。6章で取り組む最適化問題は3章より簡単な問題で、6章では、それをAPIを用いてブラウザでファイルをアップ、結果を出力することを目的としている。htmlの簡単な知識とAPIの知識がないと難しいと感じた。

ブキャナン、『市場は物理法則で動く 経済学は物理学によってどう生まれ変わるのか?』、白揚社

1/15読み始め、1/24読了。
物理学の博士号を持つ著者が経済分野における物理学の応用について書いた本。これまでの経済学の主流は、合理性や均衡などが中心になっていて、例えば、市場効率仮説やマクロ経済学などが流行っていた。それらの理論は現実を記述できるという意味で正しいかと問うと、そもそも前提が(近似とみなせないほど)正しくなかったり、得られる結果が現実と矛盾しているなど全く正しくないものだった。例えば、アルゴリズムトレードが取引の多くを占めるようになり、「市場の効率化」が進んだにも関わらず、フラッシュ・クラッシュのような不安定な状況が起こっている。従って、合理性や均衡だけでは、複雑な経済を記述できていないんだから、地震や気象などを見習って物理学や科学の知見を取り入れていく方がいいよねっていう感じの本だった。
非平衡物理と関連してるらしいので、最近の非平衡物理の発展が将来役に立つのかなぁとも妄想した。 個人的に経済物理学はある種のトンデモだと思っていたので、ちゃんとした本を読めてよかった。とても面白かったので、物理学の素養のある人にはぜひ読んで欲しいと思った。

東野、『容疑者Xの献身』、文藝春秋

1/19読み始め、1/28読了。だいぶ前に映画の方を見たことがあるので、大体内容を把握している状態で読み始めた。登場人物の設定に変更があるだけで小説と映画できちんと内容が同じだったのは驚いた。映画化って大体脚色とかいろいろ入るから。あと舞台となった場所を散歩したことがあったので、距離感とかつかめて小説に入り込みやすかった。

カーニハン、『教養としてのコンピューターサイエンス講義 今こそ知っておくべき「デジタル世界」の基礎知識』、日経BP

1/25読み始め、2/4読了。通勤時間に読んだ。
ハードウェア・ソフトウェア・コミュニケーション・データという4部構成。ハードウェアとソフトウェア部分は知ってれば分かるけど、知らないとよく分からないなぁという感じだった。コミュニケーションとデータ部分は現代社会でますます重要になってるので、ここだけ読んでも十分に得られるものがある。例えば、匿名化されて個人を特定できないデータであっても、データのラベルの付け方によって特定できたり、複数のデータを組み合わせると特定できるとか。他にも、インターネットの利用で自分のプライバシーを守るために、アドブロックなどでブラウザの匿名化をしても、どのような匿名化の設定をするかは個々人で違うので、匿名化してても特定できるという話を聞いて、へぇ~って思った。
日本語訳が酷い。例えば
  • 「80億バイト、または8ギガバイト」のように、言い換えの or が、「または」と誤訳されている。
  • 日本語に英語のルビが振ってある。例えば、一塊(unit)、いくつか(repertories)、仕事(task)、集まり(groups)、自動的(automatic)、組(trio)、組(triplets)。訳者がうまく訳せないので、読者に文意を類推させようとしているのかと思った。
  • 初代の・最初のという意味の「original」をオリジナルとカタカナ表記する。コンピュータ関連の本なので、カタカナ語が頻出するのは分かるけど、形容詞ですらカタカナのままの表記がある。
  • "The news makes me happy."を「そのニュースが私を幸せにする」というような直訳がある。
  • 目次だけ「ハードウェア」ではなくて、「ハードウエア」になっている。
のような感じで、読めなくはないけど、編集で改善できたような点が多い。

星、『ノックの音が』、新潮社

2/4読み始め、2/5読了。200ページくらいのショートショートだったので、すぐに読み終わった。

東野、『探偵ガリレオ』、文藝春秋

2/1読み始め、2/6読了。ガリレオシリーズの第一作目。

横田・宇賀神、『いちばんやさしいGit&GitHubの教本 第2版 人気講師が教えるバージョン管理&共有入門』、インプレス

2/11読み始め、2/15読了。Git何も分からんってことで読み始めた。Githubを利用する章から一人二役するか誰かに手伝ってもらう必要があったので、それ以降は本を眺めたという感じ。ネット検索で見つかるブログ記事に比べて、やはり本になっているだけあって、他を参照することがなくてよかった。ネット記事は古いことあったりして、複数記事参照しないといけなくて、まったく知らない状態だとどれを見ればいいか分からんくて大変だったし。

ソンメズ、『SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル 第2版』、日経BP

2/7読み始め、2/21読了。480ページくらいある大作。部・章という構成で、一つの章は数ページなので、一気に読まなくてもいい構成になっている。
タイトルに「ソフトウェア開発者」と入っているけど、ソフトウェア開発者に限らず幅広い人にとって読む価値のある本だった。特に、起業しようとしている人やアカデミア関係者のように自分でやらなければ、仕事は一切進まないような職業の人が読むと得るものが多いと思った。

TAC出版編集部、『スッキリわかる証券外務員二種 2022-2023年版』、TAC出版

2/13読み始め、2/28読了。資格取得のために読み始めた。一番売れてるシリーズのこの本で取り扱われていないテーマがあるというレビューを見かけたので、ネットで調べて評判よさそうなこの本で勉強することにした。一読では資格取れるレベルには達しないけど、必要な内容は把握できた。

スウェイガート、『きれいなPythonプログラミング クリーンなコードを書くための最適な方法』、マイナビ出版

2/19読み始め、3/2読了。初めてのコードの書き方指南本。これまでPythonの本を読んで、その書き方を見よう見まねで書いていたけど、きれいな書き方を知っておきたかったので読み始めた。
普通のPythonの本を読んでいて、書かれていなかったこととして、
  • スペースとタブは違う。
  • クラスや関数には推奨される書き方がある。クラスの場合、単語の始まりは大文字でそれ以外は小文字、関数の場合は小文字で書いてアンダーバーでつなぐなど。
  • range(len(list))ではなく、enumerate(list)を使う。
  • classと@classmethodの違い。
などなどがあり、自分がこれまでなぁなぁで済ませていたことがちゃんと書かれていてよかった。

渡辺、『物価とは何か』、講談社

2/23読み始め、3/5読了。経済や投資関係の雑誌に大絶賛されていたので、気になっていた本。第65回日経・経済図書文化賞受賞作でもあるらしい。
日本はデフレが続いており、物価が上がらないと聞くには聞くけど、じゃあ物価って何?定義は?ということ初歩的なことから、インフレが起こるとどうなるか、ハイパーインフレが起こるとどうなるか、インフレはコントロールできるのか、などなど基本的なことが分かりやすく書かれていた。逆に、なぜデフレは悪いのかについても書かれており、今後日本がデフレを脱却するためにはどうすればいいのかの示唆もあり、とても面白く読めた。

星、『声の網』、角川書店

3/5読み始め、3/9読了。だいたい通勤時間に読んだ。コンピューターが電話を通して人類を支配しているというディストピア系の本。1970年出版らしいけど、電話をインターネットに置き換えると今でも現実に起こってもおかしくなさそうで凄かった。

みきまる、『楽しみながらがっちり儲かる 優待バリュー株投資入門』、日経BP

3/9読み始め、3/10読了。220ページあるんだけど、文字が大きくて、余白たっぷりなので、実質150ページもない感じの本。他の本からの受け売りなどが多いけど、著者独自の視点もあり、よかった。

杜、『現場で使える!PyTorch開発入門 深層学習モデルの作成とアプリケーションへの実装』、翔泳社

2022/10/27読み始め、3/10読了。ずっと放置してて、やっと読み終わった。PyTorchの入門書。もともとamazonのkindleでしか売られていなかったものを書籍化したものらしい。
PyTorchをまったく知らない人がとりあえず動く深層学習の模型のコードを知るという感じの本。模型の説明や原理は数ページであっさり、コードの書き方に関しても最初の数章の説明以外は説明ほぼなしでコードが書かれているだけって感じだった。最初の数章はまとまっているので、インターネットの入門記事より役に経ったけど、後半の具体例になるほどネットの記事で十分だと思えた。確かにレビューにあるように、公式チュートリアル読む人にはいらない本というのは的を得ていた。

東洋経済新報社、『会社四季報 業界地図 2023年版』、東洋経済新報社

3/4読み始め、3/11読了。2016年版は読んだことあるので、7年ぶりの業界地図。長期的に見ると、少子高齢化のせいで、ほぼ全業種の先行き不安ってことなんだけど、高齢者が病院に行く、高齢者が薬を貰う、高齢者の介護のための補助金、などなど高齢者のための社会保障費で、ほぼ全業界が疲弊してるのはヤバい。他に気になったのはこんな感じ。
  • 高付加価値
  • 人口減による業界の縮小
  • 少子高齢化
  • 可処分時間の奪い合い
  • セ・リーグの年収は高い


アレン、『新訳 原因と結果の法則』、KADOKAWA

3/11読み始め、3/11読了。自己啓発本の始祖らしい本。『SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル 第2版』におすすめ本として紹介されていたので読んでみた。ページ数は80~90ページくらいで字が大きめ、改行が割と多めなので、思った以上に短かった。
内容としては、自己啓発としてよく聞くような、日々考えていることや行動していることによって環境も変わってくるので、日々の行動を気を付けましょうって感じだった。
一つ疑問なのが、日本語訳既にあるのに、わざわざ新訳として訳す必要あるの?

星、『かぼちゃの馬車』、新潮社

3/9読み始め、3/12読了。久々にショートショート読んだ。

吉野、『No.1アナリストがプロに教えている株の講義』、東洋経済新報社

3/12読み始め、3/14読了。同じ著者の別の本がよかったので、こっちも読んでみた。被ってる内容が多くて、こっちまで読む必要なかった。

雨穴、『変な家』、飛鳥新社

3/18読み始め、3/18読了。面白くて一気に読んだ。現実にありそうなホラー小説って感じだった。

Rasmusson、『アジャイルサムライ 達人開発者への道』、オーム社

3/14読み始め、3/19読了。『SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアル 第2版』におすすめ本として紹介されていたので読んでみた。
ソフトウェアの開発手法である「アジャイル手法」についての解説書。たぶん自分で実践する機会ないので、こういう手法があるというのが分かっただけ。

Tunstall・von Werra・Wolf著者、『機械学習エンジニアのためのTransformers 最先端の自然言語処理ライブラリによるモデル開発』、オライリージャパン

2/13読み始め、3/23読了。今流行りのChatGPTにも使われているTransformersという技術とHuggingface Transformersという「自然言語理解」と「自然言語生成」の最先端の汎用アーキテクチャに関する本。
Huggingfaceからモデルをダウンロードするだけで、特に学習させることもなく翻訳や文章作成などができて凄い(もちろん学習させないと特定のタスクに特化させたりはできないけど)。この本を読むと、翻訳・レビュー評価・応答チャットなどの個別のタスクができるのはまだ分かるけど、ChatGPTのような汎用なAIがそんなにも早くできるとは信じられない。ChatGPT凄すぎない?

宇野、『アセットマネジメントの世界 第2版 新たな社会的使命と実践』、東洋経済新報社

3/19読み始め、3/23読了。どこかの大学で行われた寄付講座をまとめて本にしたものらしい。各章10ページ前後なので、それぞれの章がスラスラ読めてかなり早く読み終わった。

TAC証券外務員講座、『2022-2023年試験をあてる TACスーパー予想模試 証券外務員二種[〇×式&5肢選択式 分野別問題 + TAC渾身の予想問題 4回分]』、TAC出版

3/19読み始め、3/30読了。資格取得のために読んだ。実際の試験と被ってる問題あって割と驚いた。