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読んでいる本と読み終わった本の両方をまとめていきます!小説などはネタバレを含まないように感想書きます。

読んでいる本


秋葉・岩田・北川、『プログラミングコンテストチャレンジブック 第2版 問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える』、マイナビ

11/15読み始め。

竹内、『新装改訂版 現代数理統計学』、学術図書出版社

12/6読み始め。

ベルフォート、『ウォールストリート伝説のブローカーが弟に教えた 負けない投資術』、KADOKAWA

12/31読み始め。

読んだ本


綾辻、『Another 2001 上』、KADOKAWA

9/28読み始め、10/2読了。面白かった。Anotherシリーズを読み直してよかった。

綾辻、『Another 2001 下』、KADOKAWA

10/2読み始め、10/4読了。最後どういう流れになるのか気になってたけど、どんでん返しもなく1作目と比べると微妙な感じだった。かなり早い段階で、誰が死者なのか分かるように書かれてるので、最後まで読んでも驚きがなかった。

道尾、『向日葵の咲かない夏』、新潮社

10/4読み始め、10/6読了。結構評価高いけど、自分の中ではかなり外れな感じの本だった。

折原、『異人たちの館』、文藝春秋

10/6読み始め、10/11読了。600ページもある分厚い本だったけど、スラスラ読めた。大どんでん返しはなかった。

東野、『むかし僕が死んだ家』、講談社

10/12読み始め、10/15読了。評価は高いみたいだけど、個人的には普通だった。

オライリージャパン、『初めてのSQL 第3版』、オライリージャパン

10/8読み始め、10/15読了。一通り文章を眺めた。あとでコードを手打ちして理解深めていく。

吉田、『決算書の読み方 最強の教科書 決算情報からファクトを掴む技術』、ソシム

10/19読み始め、10/23読了。決算書の読み方について具体的な企業の決算情報を使って解説していた。一般論を提示して、それを具体例で確認するのではなく、具体例だけ見て満足するというあっさりとした感じの本だったので、入門書としてはいいけど、深く掘り下げようとすると全然足りないと思った。ページ数は370ページと分厚いけど、図や決算書が多く、文章も読みやすかったので、そこまでの分量を感じなかった。

角川、『全訂版 なぜ金利が上がると債券は下がるのか?』、ビジネス教育出版社

11/3読み始め、11/7読了。タイトルからは債券の超入門書のような印象を受けるけど、読んでみるとすごくちょうどいい入門書だった。タイトルの質問に答えられない人で債券に興味がある人ならぜひ読んでみて欲しい。

林、『税制と経済学 その言説に根拠はあるのか』、中央経済グループパブリッシング

11/8読み始め、11/11読了。国民民主党の躍進で年収の壁が話題になったので、とてもタイムリーな本。年収の壁と配偶者控除があるから、女性は働く時間を短くする、高所得者への課税を強化すれば高所得者が海外に脱出するため返って税収が減る、課税を強化すれば研究者などの技術者が海外に脱出する、といった一見正しそうで根拠がありそうな言説に対して、その根拠があるのかどうか経済の論文を紹介しながら解説している本。日本と海外で違うので、日本の研究がある場合は日本の研究を中心に紹介し、ない場合は海外の研究からもしかしたら日本でもそうかもしれないという示唆を述べていた。個人的に面白かったのは、相続税の課税対象は1割にも満たないにも拘わらず、課税対象者は生前贈与なので相続税を回避できるため、あまり所得の再分配としての機能を果たしていないこと。社会保険料という税について、そもそも未納者が多い、未納であっても年金より高い生活保護を受給できる、税と扱ってないから好き勝手に保険料を上げることができるなどの欠点があるため、消費税を上げて保険料をなくす方がきちんと徴収できる可能性があるとなっていて面白かった。

山崎・水瀬、『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』、朝日新聞出版

11/12読み始め、11/13読了。投資初心者ならこれを読めば他の本は読む必要がないレベルでいい本。むしろ個別銘柄やデイトレードを推す株式投資本などを読むほうがマイナスに働いてしまうはず。自分が気になった点は、初心者向けだから仕方ないんだろうけど、「機会損失を生むからドルコスト法より一括投資のほうがよい」などの主張をデータを出さずに書いているところ。巷でよく言われていることに対する反論が、著者はこう考えているからレベルが多い印象を受けた。

グリノルド・カーン、『アクティブ・ポートフォリオ・マネジメント 運用戦略の計量的理論と実践』、東洋経済新報社

10/25読み始め、11/14読了。昔に出版された本でかなり有名な本らしい。内容としては、あるベンチマークが存在し、あるアクティブ運用を行っていた場合に、そのアクティブ運用に関するパフォーマンスをどうやって系統的に計測するかというものだった。読む前の期待としては、平均分散などを超えてどういう風にアクティブポジションを取ればいいのかが書かれていて欲しかったけど、そういうことに関しては何も書かれてなかった。

東野、『白馬山荘殺人事件 新装版』、光文社

11/2読み始め、11/15読了。評価は高めだけど、個人的には微妙だった。伏線はいろいろ張られてたから、好きな人は好きそうだけど。

諸橋、『Kaggleで磨く 機械学習の実践力 実務xコンペが鍛えたプロの手順』、リックテレコム

11/19読み始め、11/20読了。コードは実行せずに文章をざっと流し読みした。ページ数は360ページ程度と分厚いけど、レイアウトでほぼ白紙のページだったり、コードでほぼ埋まってるページがあったりで、ページ数ほど分量を感じなかった。Kaggleとは何か、Kaggleの登録方法、使い方から始まり、タイタニック号の生存予測という典型的問題を解いたあとに、Kaggleの問題二つの解法の紹介という感じだった。特徴量エンジニアリングやスタッキングなどのテクニックもちりばめられてて、初心者向けより一歩先という印象を受けた。

歌野、『葉桜の季節に君を想うということ』、文藝春秋

11/15読み始め、11/21読了。9割ぐらいまではまぁ読みやすいけど、どこがミステリーなの?って思ってたけど、最後で一気にネタバレという感じだった。

なのなの、『月41万円の“不労所得”をもらう億リーマンが教える 「爆配当」株投資』、KADOKAWA

11/15読み始め、11/26読了。スクリーニングのルールなどの売買基準はほかの本より明確だったので、再現性のある本だと感じた。一方、データを用いた説明のところで、他の本の内容を検証せずに引用している箇所がいくつかあり、ミスリーディングだと感じた。

貴志、『兎は薄氷に駆ける』、毎日新聞出版

11/25読み始め、12/1読了。日本における冤罪事件を題材にした小説。リアルホラーって帯付いてるけど、そこまでホラー感はなかった。個人的には良くも悪くもなく普通の小説だった。

マジューリ、『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』、ダイヤモンド社

11/27読み始め、12/3読了。貯金編と投資編の二部構成で、自分的には投資編はとても読む価値のある内容だった。一括投資と分割投資のどっちが有利かなどのマーケットタイミングについては初見だったので、とてもよかった。気になる人には巻末プレミアムの章を読んでみるのを勧めたい。あと、日本語化するときに訳者が訳者注ではなく本文中で文章を追加しているだろうと思われるところが気になった。

東野、『ある閉ざされた雪の山荘で』、講談社

12/4読み始め、12/5読了。けっこう評価高めだったけど、個人的には微妙だった。

渡邉、『論理的思考とは何か』、岩波書店

12/5読み始め、12/10読了。めちゃくちゃ良書。論理的な文章とは何かと聞かれたら、アメリカで書かれるような文章をイメージしてしまうけど、この本では文化圏によって論理的文章は違うと指摘していた。4つの国、日本、アメリカ、フランス、イランにおける論理的な文章とは何かを解説し、それぞれの国で論理的な文章は違うことを意識しましょうという感じの本だった。気になった点を挙げると
  • 日本における論理的な文章として、読書感想文が挙げられてたんだけど、そもそも指導なんて何一つ受けなかったから、論理的な書き方習ってないよって思った。
  • 論理的な文章の構造は解説されてるけど、あまり具体例がなかったので、特にイランにおける論理的な文章はイメージが湧かなかった。
  • 各国で論理的思考法が違うのは納得するけど、国を固定したときに論理的な思考法をどのようにすべきかについては書かれてない。つまり、日本人が論理的な文章を書いたと思って、アメリカ人に見せたら論理的でないと判断されたというのは解説してあるけど、日本人の書いた文章を日本人が論理的かどうかを判断する基準については記述が薄かった。

森岡、『苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」』、ダイヤモンド社

12/10読み始め、12/15読了。就活している大学生が読むといい本だった。特に前半。後半は社会人が読んでも役に立つ話が多かった。

大塚、『統計学を哲学する』、名古屋大学出版会

10/16読み始め、12/16読了。おすすめされたので読んでみた本。確かに高評価である理由は読むと分かるんだけど、自分には合わなかった。そんな問題をでっち挙げてごちゃごちゃ議論するくらいなら確率統計の本をきちんと読んだ方がいいのではないかと思ってしまった。

京極、『地獄の楽しみ方』、講談社

12/21読み始め、12/28読了。絶賛されていたので読んでみた。小説かと思って読み始めてみたら、どうやら高校での講演を本にまとめた内容だった。タイトル詐欺的な内容に感じたけど、内容はとてもよかった。

モーダック・ラザフォード・コリンズ・ラトフェン、『最底辺のポートフォリオ』、みすず書房

12/19読み始め、12/28読了。付録は読み飛ばした。『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』で引用されていたので、気になって読み始めた。投資本で引用されるくらいだから、タイトル的に貧乏人が組むといいと思われるポートフォリオについて書かれているのかと思ったら全然違った。
1日2ドルで生活する貧困層がどのようにお金のやりくりをしているか、インドや南アフリカなどでインタビューしてまとめた本。まとまったお金を作るために、わざわざお金を払って定期預金を作成したりするなど、自分の常識から外れていて面白かった。貧困ビジネスはこういうところにチャンスがあるんだと思った。

島田、『改訂完全版 斜め屋敷の犯罪』、講談社

12/28読み始め、12/30読了。この作品も凄いけど、占星術があまりにも完璧過ぎた。